EP C/B EP news-2
思ったこと、わかったことを箇条書きに。
①結局曲に変化はない。FANTASYもオリジナル通りトラックが分かれてました。
②ステッカーはWARPに直接注文した場合なのだね。きっと。
③結局バトルスなの?バトルズなの?
帯では「ズ」なんだけど、ライナーノーツと日本盤EPCでは「ス」
あと、このライブ音源の最後の挨拶では「s=ス」に聞こえるんだけど、この時のインタビューでは「z=ズ」に聞こえる(特にJohn Stanierの発音。てか英語でDon Caballeroって発音するの大変そう、笑)
④ライナーノーツがしっかりしてる。
というのも時々、雑誌や店頭で、BATTLESをインプロものと紹介している宣伝に出くわすんです。根本的にBATTLESは即興じゃないので、とりあえず聴いてメンバーの素性を確認したくらいで書いてるのかなあ、ってものが多かったのです。
その点、このライナーノーツは事実把握がしっかりしていて、STORM & STRESS、Don Caballeroから、初期のプロジェクト名「I Will」まで紹介されています。その上、関連付けの説明に終始するのではなく、「どこが独創的か」について熱く語っているところも良かったです。
それもそのはず、書いている方が、BATTLESのインタビューを行ったFADERの方。TESSYさんに教えてもらったのですが、FADERでのインタビューは読みごたえがあって面白かったです。(裏表紙は今や世界史の参考書にも載ってるシュトックハウゼン)
それを読むとよくわかるのですが、彼らの曲は細かいフレーズに焦点が当てられており、長い時間をかけ、時には採譜もしながらそれらを組み合わせ、構築されています。一年半をかけ作り上げたというそれは、即興とは全くの逆なわけです。
しかし即興という要素が垣間見えるといえば、ライブにおいて「遊びのブレ」があるのは確かです。例えば楽器間、特にTyondaiとIanの間のコール・アンド・レスポンスに顕著でしょう。通過点は用意されているけれど、その間には音を自在に遊ばせることのできる部分もあるという。ATPのTrasの映像などが参考になるかと思います。
Photos
→paulschneider.com
→zapbang(search-BATTLES)
ihave_01さんより