バンドバトン
バンドバトン-BATTLES
Tessyさんから頂いて、しばらくメモ帳でゆっくり編集してたバンドバトンを繰り出してみようと思います。
おそらく「BATTLES」を取りあげるべきなんだろうなぁ、と暗に察しているのでBATTLESにします(笑)。
参考までに
メンバー(担当)
John Stanier (drums)
Ian Williams (guitar,key,electronicsなど)
Dave Konopka (guitar-主に低音)
Tyondai Braxton (guitar,keyなど)
それでは全部で5つの質問に答えてみます。
- Q1,好きなメンバー二人
ん〜誰でもOKなんだけどな〜。
Ianは前バンドDon Caballero情報がいたる所にあるのでNO、Daveは素性をよく知らないのでごめんなさい。
ということで
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- ドラマーのJohn Stanierさん
正直HELMETはチラッとしか聴いたことないし、TOMAHAWKは聴いたことすらないんですけど。
今までに見たことのないタイプのドラマーで、びっくりしました。
体をゆすりつつ、リズムを取りつづける、みたいな事をほとんどしない人で、
もう、なんか、あなたはメトロノームですか?リズムマシーンですか?
みたいな感じです。
カクカクしててなんとなくロボコップっぽいです。(ごめんなさい)
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- あとギター兼キーボードetcのTyondai Braxtonさん。
雰囲気が好きです。ソロアルバムが好きです。髪型が好きです。
- Q2,好きなメンバーに一言
→Tyondai Braxton
髪型パクっていいですか?
- Q3,思いいれのある曲3曲
三つのEP(Tras・EP C・BEP)から満遍なく選ぼうと思ったのですが、
最近気になる曲についての方が書きやすかったのでそうしました。
オリジナル音源に共通して言える彼らのスタイルは、いい意味で「感情を排したカオティックな音像の構築。」
といった感じでしょうか。それではいきます。
3rdEP[B EP]asin:B0002J48DO
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- SZ2
すんごくカッコイイのにスルメ系です。
ライブでは一発目に来ることが多い一聴必殺の曲。
大きく前半と後半に分けることができます。
始まり方はアンビエントな雰囲気。
二本のギターが、リズムの統制も何もない状態からお互いを探り合うようにフレーズを定着させてゆきます。
定着したところで鈴の音(?)が参加。さりげなくキーボードも混ざります。
しばらくしていよいよJohnのドラムがスタート。サウンドが一気に攻撃的になります。
それまでのなめらかなギターやキーボード、全ての音が(音は変わらないのに)様相を変え
ドラムというクリスマスツリーに音が装飾されるように、Johnを軸に据えて有機的に絡み合います。攻撃的。(例えが悪いかなあ?・・まあ冬だし良しと・・)
一本だけかなりブーストしたギターが混じり、勢いを加速させ、
トランペットのような音のキーボードがどことなくジャジーな雰囲気をかもし出します。
曲が中盤に差し掛かるにつれ、次第に音像が解体。ギターが減り、二つのキーボードも呼応しながら束になり落ち着き、
ドラムの高ーーーい位置にあるシンバルでしめます。
で、これは前半であり序章。
シンバルの音が完全に消えぬうちに図太い(ギターの)ベース音が単音を単調に弾きはじめます・・・・・・(ここからがさらにスゴイ・・)。
さて、ここからどうなるかは聴いてのお楽しみ。
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- B+T
これはEPCのライブ映像を観て、一層好きになりました。
最初にIanが3つ程のギターフレーズをループで重ね、
下地が出来上がったところでドラムと他のギターパートが参加。
しばらくするとまたIanがキーボードをいじりだして、
気づいたら片手キーボード&片手ギタータッピング、
そこが最高潮かと思いきや、また更にTyondaiが同じようなフレーズを半テンポずらして繰り出す。
そして美しいアンサンブルに。
かなりしびれました。
3rdEP[B EP]から
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- bttls
これはずっと「?」な曲でした。リズムもメロディもない「現代音楽ですか?」状態です。
聞こえるのは、木製の打楽器の音、銃声やトランシーバーのノイズに聞こえる何らかの楽器の音、声、ドラム、ドラムの逆再生、ギター・・・。
BATTLESフォーラムにも「プレーヤーであの曲かかったらとばすよなあ」みたいな書き込みされてて不謹慎ながらウケました。
しかし・・・・
つい最近この曲にドキッとさせられた瞬間があり。醍醐味がわかってきました。
じっくり聴くとベース音が下地として鳴らされていて、
その上で常に神経を研ぎ澄ましたcall & responseが楽器間で行われています。
「左chで発砲したら右chで着弾」みたいな音の連鎖が突然やってきたりします。
改めてこのバンドの自由さを感じました。
片手間で聴いていて醍醐味をつかめる曲ではなかったです。
- Q4,ちょっと浮気
→John Fruscianteのおはなし
Frusciante.netで(無料メンバー登録後に)downloadできるLIVE at ATP Bootlegが最高です。
その上ツッコミどころが満載です。
- Q5,次に回す人たち
ちょっと臆病なのでidトラックバックとかはしないことにしますが。
アンテナ登録させていただいている方々、及び通りすがりの方も、
もしよければネタがないときに使ってください。
更に書いたとき、教えていただけると嬉しいです。
- p.s.
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- 曲が気になった方は→BATTLES-downloadsどうぞ試聴を。ライブのフル音源なんぞあります。